【色】赤【容量】720ml【ぶどう品種】マスカットベリーA【味わい】ミディアムボディ【アルコール度数】12%【生産者】岩の原葡萄園【生産地】新潟県上越市【コメント】完熟したマスカットベーリーAを厳選して醸造。果皮や種からの香味成分をしっかりと抽出後、樽の中でじっくりと熟成を重ねました。濃縮感のある果実味が、ふくらみのあるまろやかさを醸し出す赤ワインの傑作です。「深雪花(みゆきばな)」は、その酒質を可憐な雪椿にたとえて命名しました。ラベルの絵は陶芸家、斎藤三郎氏による雪椿。【備考】※こちらの商品はノンヴィンテージです。※予告なくヴィンテージ及びデザインが変更される場合がございます。取扱ヴィンテージにつきましてはお気軽にお問い合わせください。また掲載している写真と取扱ヴィンテージが異なる場合がございます。予めご了承ください岩の原葡萄園妙高連山のすそ野がなだらかに日本海に接する越後・頸城(くびき)平野。その頸城平野にあり、かつて城下町として栄えた越後・高田(現上越市)に岩の原葡萄園はあります。この葡萄園の歴史は、1890年(明治23年)創業者川上善兵衛が自宅の庭園に鍬を入れ、葡萄園を作ったところから始まりました。以来、善兵衛がぶどうとワインにかけた情熱を引き継ぎ、高品質の国産ワインを造りだすための努力を惜しむことなく続けています。高田の大地主の家に生まれた善兵衛は、農民救済のための新しい産業としてワイン醸造に着目しました。これは時代背景と豪雪地という風土を考慮した結果でした。私財を投げだして葡萄園を拓いた善兵衛は本格的なワイン造りを追求し、当地の気候風土に適したぶどうを求めて品種改良に没頭し、約1万種の品種交雑の中からマスカットベリーAをはじめ22品種の優良品種を世に送り出しました。また貯蔵した雪を利用した低温醗酵や密閉醸造など、ワインの醸造方法にも工夫をこらし、今日の国産ワイン醸造の礎を築きました。こうして川上善兵衛は「日本のワインぶどうの父」と称されるに至ったのです。善兵衛が生まれ育った川上家は、代々庄屋や村長を努めた名家で、幕末から明治にかけては勤皇方の志士に援助を与えるなどしてきました。その影響を受け、善兵衛自身様々な明治維新の立役者達と交流を持ちました。特に勝海舟からは大きな影響を受け、ワインづくりを志したのも、勝の談話の中で、欧米の食生活に不可欠なワインが日本にも根付いていくであろうと、確信したためでした。川上善兵衛は良質なワインを造るため、発酵温度コントロールや夏場のワイン熟成庫の温度管理に、越後名物の雪を利用しました。冷却設備の無い時代に、ワイン熟成庫である「第二号石蔵」に雪室を併設し、雪を保存し雪による冷却を実現したのです。それから100年後、岩の原葡萄園ではCO2の発生量を削減して環境負荷を軽減することを目的に、雪室を復活させました。更に冷却機能だけでなく、雪を直接利用したワインの熟成や、ワイナリー見学で真夏に雪国を体感することも可能です。1934年(昭和9年)、寿屋(現サントリー)との共同出資で現在の株式会社岩の原葡萄園となり、2010年に創業120周年を迎えました。
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