2012 VOLRATZ 1573 / SCHLOSS VOLLRADSシュロス・フォルラーツは世界で最も古い歴史と伝統を持つワイナリーのひとつで、古文書の記録によると1211年までワイン造りの歴史を遡ることが出来ます。濠に囲まれた美しいフォルラーツ城は14世紀前半に、今日のワイナリーの基礎を築いたグライフェンクラウ男爵一族の邸宅として建てられました。1814年にはあのドイツを代表する文豪ゲーテがここを訪れ、その美しい佇まいに感嘆したと伝えられています。 城を取り囲む畑は1650年以降ワイナリーの繁栄と共に拡張し、現在は60ヘクタールを所有しており、1か所にまとまった畑としてはラインガウ最大の規模を誇ります。ブドウは日当たりの良い南向きの斜面の畑に植樹され、収穫量を厳しく調整し、手摘みで収穫を行うなど最高品質のリースリングが生みだされています。 一般的にドイツのワインは、ブドウの生産地である「村名」と「畑名」をラベルに表記しています。そのうち特に優れた銘醸畑として、村名を省略し、畑名だけを表記することが許されている特別単一畑があります。その特別な畑は「オルツタイルラーゲ」と呼ばれ、その数はなんと3,000以上もある畑の中でたった5つしかありません。その5つの中のひとつの畑がシュロス・フォルラーツであり、まさにドイツ版5大シャトーのひとつといえるでしょう。シュロス・フォルラーツは由緒正しき名門のワイナリーの名前でもあり銘醸畑の名前でもあるのです。 ドイツを代表する高貴なブドウ、リースリング。 同じブドウから甘口/辛口の両タイプが生産される珍しい品種です。 近年人気を集めているドイツワインといえば、飲みやすい「やや甘口」のタイプですが、リースリングの本領とは、雑味の無い透明感、甘いアロマを持ちつつ凛とした酸味を備えた「辛口」タイプ。 ライチやりんごのアロマティックな香りに白い花やスパイスのニュアンスを持ち、ほのかに優しい果実の甘さが感じられますがシャープで非常に強い酸に支えられ、余韻はとてもすっきりとしています。 フォルラーツ 1573 は、シュロス・フォルラーツの基本とも言える1本。1573年に築かれたフォルラーツ城がラベルに描かれており、シュロス・フォルラーツの長い歴史を象徴するワインです。その味わいは、リースリングの良さがぎゅっと詰まった、まさに「リースリングのお手本」とも言えるスタイル。アロマティックな芳香にシャープな酸、口の中に広がる清涼感。特にお酢やみりん、砂糖、ゴマダレを使ったお料理に好相性で魚介類にもとてもよく合います。 和食との相性が抜群なこのワイン、是非、気軽に毎日の食事と合わせてみて下さい! この他、爽やかな辛口から甘口ワインまで全6銘柄揃っています!
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